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わ、しまった。 [雑感]

前記事の写真を誤って削除してしまった。まいったなー。どこにしまったか覚えてないし。やれやれ。SO-Netさん、復活の呪文でも作ってくれればいいのに。
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今は・・2013年だったね。 [雑感]

ここにくるのもしばらくぶりだ。
数年、身の回りにいろんなことがおきて、ブログなどとても書く余裕などなかった。先日の誕生日を機に少し気持ちが前向きになってきたので、再びブログをつらつらと書いて行こう。
まぁ、音楽家には精神的苦痛や窮乏はつきものなので、気にしてはいけない。悲観的にならないことだ>自分。自分は常に「自分」であること。

さて、今日の本題だ。

今年は私にとって非常に重要な年であるはずだった。若い頃から2013年5月29日に「春の祭典」を指揮するというのが夢だったからだ。
Igor Stravinsky作曲で現代音楽の要となった作品「春の祭典」は、1913年5月29日にニジンスキーの踊りによりシャンゼリゼで初演された。そのときの騒動はいまなお語り継がれている。高校一年の初夏にこの曲に出会って、私は音楽家になることを決めた(よくない選択だった)。勉強しなくなって、スコアばかり読み耽りだした。そのスコアは1992年の4月25日に東西線の大手町駅で紛失してしまった。悲しかったなぁ。すぐに第二世代のスコアを買ってきた。私の座右の書であり、常に鞄の中にはいっている溺愛の作品だ。
そういうわけで、この曲を指揮する夢を実現すべく一昨年からいくつかのオケに打診してきたが、なしのつぶて。なので期待するわけにもいかない。まあ、夢は夢として妄想の中で育てよう。どこかで機会に出会えるとうれしいな。
1913年はDebussyが「遊戯Jeux」を発表し、「春の祭典」とともにエポックメイキングな曲として名高いShoenbergの「ピエロ・リュネール 月に憑かれたピエロ」も初演されている。この1910年代はオーケストラ作曲家にとっては夢のような時代だが、ときは第一次世界大戦の勃発から終焉にいたるころでもあり、世の中はそんなに明るくなかったと思う。1910年はStravinsky「火の鳥」。後年手塚治虫氏がインスパイアされて同名の作品を書いた。1911年は「ペトルーシュカ」、1912年はRavel「Daphnis et Chloeダフニスとクロエ」。1914年にはホルストが「惑星」を出している。この1910年代、J.R.R.トールキンは「ビルボ」や「指輪物語」を生み出すきっかけとなった冒険旅行をしている。

今年はVerdi、Wagnerもアニバーサリーイヤーである。無論、さまざまな作品があちこちで上演される。まだ、私はオペラや楽劇にははまり込んでいない。もっと老いてからの楽しみだ。
今年は「春の祭典」の自筆譜ファクシミリも出版される。たぶん、論文や研究も発表されるだろう。在野ながら、私も読み解いてみたいと思っている。またいずれ、成果についてここに記すことができるだろうと信じている。

追記・・


タグ:音楽
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